MOをPC98とIBM互換機のデータ交換用に使う
○MOをPC98とのデータ交換用に使う方法
[A] MOディスクをフォーマットする。
540MB以下のMOディスクを用意する。今回は230MBのMOディスクを用意した。PC98のMS-DOSで540MBよりも大容量のMOディスクを使うには、MOドライブ付属の専用デバイスドライバが必要。
1. MOドライブを接続する。
今回はRATOC REX-PCI30HXを使用している。必ずMOドライブ側のもう一つの端子に終端抵抗を取り付けること。
2. PCの電源を入れる。
3. Logitecディスクフォーマッタを起動する。
4. 環境設定を確認
5. MOをスーパーフロッピー形式としてフォーマットする。
6. Windowsエクスプローラー上でMOドライブ(光磁気ドライブ)にアクセスできることを確認する。
[B] PC98でMOディスクにアクセスする。
SCSIインターフェースボードを用意する。今回はメルコ(Buffalo) IFC-NNを用意した。
1. SCSIボードを取り付けて、MOドライブを接続する。MOドライブユニットの電源を入れる。
2. [CTRL]+[GRPH]+[S]キーを押しながらPC98の電源を入れる。SCSIボードBIOSのスイッチ設定メニューが表示されるので。非PnPで使用する場合はリソースがバッティングしていないか確認する。
3. 通常通りに起動する。ブート時にMOディスクが挿入されていると、MOからブートしようとしてハングアップするので、OSが起動してからMOディスクを挿入する。
IDチェック(ドライブ検出)
4. 540MB以下のMOディスクならデバイスドライバの導入や設定は不要。外付けHDDと同じ扱いでMS-DOS、Windowsからアクセスできる。
[EOF]
